こころを動かす文章術

思いつくままに書くから文章はわかりづらくなる。

あなたは、文章を書くときに、頭に浮かんだ言葉をそのまま並べて文章にしていませんか。

文章に、なんとなくわかりづらさが残ったり、受け取り方がわかれて誤解がうまれたりしてしまう原因は、言葉を置く順番にあります。

こちらの例文をみてください。

例:
ブログを書くようになって、だんだんと苦手意識をもっていたライティングが、楽しみに感じられるようになってきた。

一見違和感なく読める文章ですが、冒頭から読んでいくと、読み手は「ライティングに苦手意識をもった」と一旦理解をしたあとに、後に続く文章によって、「だんだんと楽しみに感じられるようになった」んだということに気づきます。

読み手がそれに気づかずに誤解をうむ可能性もありますし、読み手に脳内変換を強いる文章構成のため、知らず知らずにストレスがかかり、「なんとなく読みづらい」印象を与えてしまいます。その小さなストレスによって、読み手は離脱。せっかく書いた文章を最後まで読んでもらえない可能性があります。

では、先ほどの例文をこのように書き換えてみるとどうでしょう。

はじめはライティングに苦手意識があったが、ブログを書くようになって、だんだんと楽しみを感じられるようになってきた。

ぐっとわかりやすくなりますよね。一番大きな変化は「だんだんと」の位置です。修飾語(この例でいう「だんだんと」)、と、被修飾語(この例でいう「楽しみに~」)を近づけるだけで、誤解のうまれない、わかりやすい文章に磨かれています。

ポイントは、頭に思い浮かぶがままに単語を並べて文章にしないこと。特に修飾語と被修飾語が離れてしまいがちになりやすいので注意が必要です。

一旦、書き出したあとに、誤解をうむ表現がないかを何度も読み直してチェックする週間をつけましょう。

<修飾語の位置によってわかりやすさが変わる例>
×毎晩欠かさず、美容と健康をたもつためにストレッチをしている。
○美容と健康をたもつために、毎晩欠かさずストレッチをしている。

 

<修飾語の位置によって解釈が分かれる例>
・できるだけ印象を良くしたいなら、笑顔でいるほうがいい
・印象を良くしたいなら、できるだけ笑顔でいるほうがいい

小さなこころがけひとつで文章はぐっとわかりやすく魅力的になります。まずはツイートサイズから、意識してチャレンジしてみてください。

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