健康で文化的な最低限度の生活~現役ソーシャルワーカーに語らせて(第2話)~





健康で文化的な最低限度の生活~現役ソーシャルワーカーに語らせて(第1話)~

 

ソーシャルワーカーあるある。

ドラマの中でも、主人公のデスクの上に山のように資料が積まれていて「デスクの汚れは心の汚れ」と上司に叱られていました。もう、このシーン、耳が痛い。わたしもデスクの上は、いろいろと書類が山積み…。上司に「これ全部やらなあかんやるなの!?!?」と叱られることはしばしば。離席するときは、椅子の上に資料隠して、分散させたりという、無駄な抵抗をしています…(笑)。

 

脱・生活保護受給者がビール!

ドラマの中で、生活保護を卒業した男性が、飲食店で働いて得た初めてのお給料で、ビールを買って、おいしそうに飲むシーンがあるんです。たった一本のビールを買うだけでも、コンビニの中を右往左往していて…。悩んで悩んで買ったビールを本当においしそうに飲んでいました。ただのドラマのシーンなんですけど、なんだか自分のことみたいで、私までうれしくなりました。わたしが関わる方々にも、こんな風にいつか自立していってほしいなあ、なんて物思いにふけてしまいました。

 

生活保護受給者の生活とは。

わたしのソーシャルワーカーとして関わる人の中にも、生活保護受給者ってとても多いです。生活保護というと、ごく一部の不正受給者のせいで、本当に必要な人が疑いの目で見られたり、肩身の狭い思いをして生活しています。「働かずしてお金をもらえる」、言ってしまえばそのとおりなのですが、想像以上に、生活上の制限も多いです。ドラマのように、生活保護受給者は、収入を得た場合は全て役所に申告しないといけません。それは労働収入だけじゃなくて、例えば、お年玉のようなもらったお金も全てです。申告しないとそれは不正受給になります。また、生活保護を受けている人は、医療費はかかりませんが、どこの病院にいつ行くのか、市役所に報告してからでないと行くことができません。

 

生活保護を受給するにも、資産は全部お金に変えて、使い切ってからでないと認めてもらえません。もちろん当然だと思います。でも、その資産には、自宅はもちろん、車、土地…すべてが含まれます。生命保険をかけていれば即解約。「解約金を使い切ってください」というのが生活保護の鉄則です。私の住む福井県のような田舎では、車は生活必需品。電車は1時間に1本あるかないか、バスは未開通の地域も多いです。どこかに出かけるにも車がないといけない場所もたくさんあって。それでも、車は資産。「売ってください」が鉄則です。先祖代々受け継いできた家も、田んぼも、全て手放して、決められた金額以下のぼろアパートに暮らす。それが生活保護受給者が送る生活です。

 

また、受け取ることができる生活保護費はじつは季節によって異なります。「冬季加算」というものがあって、寒さをしのぐために、暖房や衣服代がかさむだろうということで、冬の期間だけ数千円、保護費が高くなります。でも、昨今、災害レベルの猛暑です。なぜか「夏季加算」はないので、いつもの最低生活費内で、この暑さをしのぐ対策をしないといけません。この暑さのなか、どうやって過ごされているのか、無理はされないだろうか…とても気になります。実際、わたしが仕事でかかわっている、生活保護受給者のおじいちゃんは、田んぼの用水路で水浴びしてます。元気は何より!

 

あいまいなニュースは伝えない。

第2話の中では、生活保護受給者の不正受給についてがテーマになっています。不正受給をしていた場合、その額を全額市へ返還しないといけなくなるんです。ただ、生活保護受給中のアルバイトを「知らなかった」と主張する当事者に対して、主人公は「知らなかったなら、大丈夫です。全額返済しなくてもいいと思います、上司に確認してみます」と伝えます。

 

このシーン見ながら「あ~言っちゃったよ…」ってドラマの中なのにひやひやしてしまいました。なぜなら、この曖昧な情報提供って、一番しちゃだめなんです。相手に変に期待をもたせることは絶対にしてはいけないと、わたしも上司から口酸っぱく言われています。自分は相手を安心させてあげるつもりでも、もし、ことが思うように運ばなかったとき、「やっぱりだめでした」では、それは相手にとっては、”裏切った”と同じなんです。あっという間に信頼関係が崩れてしまいます。これは、ソーシャルワーカーの領域だけではなくて、人間関係でも同じですよね。このドラマの設定で言えば、伝えられることとすれば「何か方法がないか上司に確認してみます」というところまででしょう。

 

 

やっぱり、いろいろ考えさせられるドラマ。

たった60分のドラマの中にも、いろんな要素がつまっていて、本当に考えさせられるドラマです。そして、ドラマをみつつ、こうして自分の経験・私見に落とし込んで発信もできるので、私にとっては一石二鳥。

 

わたしは、相談員というお仕事がとても窮屈で窮屈で、苦しくて苦しくて、新しい働き方を探していました。でも、「誰かの役に立ちたい」「誰かを幸せにしたい」そういう思いは、わたしの本質のようです。私に出会ってくれる人、私の発信をみてくださる、”あなた”のために、これからも発信を続けていきます。ありがとうございました。

 

 

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