”こころの風邪”なんて言わないで





”うつは心の風邪”

一時期、「うつは心の風邪」というキャッチコピーが注目を浴び、「うつ」の認知度がぐっとあがりました。誰にとっても身近な風邪とうつをリンクさせたこそで、うつそのものに対する偏見や恐怖心も払拭されたのではないでしょうか。

このキャッチコピーに込められた意味

このキャッチコピーには次ような意味が込められていると思います。

・うつは、誰だってかかる病気です

・うつは、不治の病ではありません

・うつは、薬で治療することができます

・うつは、早く治療することで早期回復につながります

どれも、正しいと思います。どれも、たくさんの人に知って欲しい事実だなとも思います。ただ、「うつは心の風邪」というコピーには語弊もあって、それが当事者を苦しめることにもつながっています。今日は、当事者の立ち場から、「うつ」についてお話させてください。

『風邪』なんて甘いもんじゃない。

ひとことで言うと”風邪”なんて甘いものではないんです…。どうしても”風邪”とたとえる必要があるなら、よっぽど重症な風邪だと思います。わたしが、ぐっと落ちてしまったときは、食事は作れないし、ゴミだしはいけないし、トイレやお風呂・歯磨きすらもできないほど気力が落ちていました。身体は健康なのですが、だるくて重くて動けない。こころのエネルギーが消えかかっていた状態です。当時のわたしは、重い重い着ぐるみというか、鎧を着せられているようでした。そして、”風邪”と”うつ”の一番大きな違いは、放っておくと自ら命を絶ってしまう可能性があるということです。うつの患者さんは、そうした、”死”と隣り合わせの毎日を送っています。いつ、”死”という衝動が襲ってくるかわからないんです。

”うつ”は治りません。

”風邪”にたとえられると、うつにかかっても、薬を飲んで休養をすれば、完治するというイメージをもちますよね。しかし、うつに”完治”はないんです。うつは、一番よい状態で”寛解状態”までなんです。”寛解”というのは、症状が緩和されて病気の勢いが治まった状態をいいます。もちろん、副作用の少なく効果の高いお薬もありますし、カウンセリングを受けられる病院もあります。そうしたサポートを受けながら、うつ・うつ状態から抜け出すことはできますが、それは”治った”わけではなくて、自分のメンタルを第三者にも管理してもらうことで、なんとか保っていられているだけなんです。これが、うつ患者を苦しめる原因でもあります。毎日毎日が綱渡りのような生活です。ふっと風が吹けば、吹き飛ばされて、いつ落ちてしまうかわからないんです。いくら「治った」「元に戻った」と思っても、”患者”の肩書は消えることはありません

当時者から考える”うつはこころの風邪”

今日は、このキャッチコピーから、うつについて考えました。確かに、このキャッチコピーのおかげで、うつに対する偏見も払拭され、だれもが自分のメンタルヘルスについて気を配るきっかけになりました。一方で、”うつ=風邪程度のつらさ”だとか、”うつ=すぐ治る”と誤解されてしまうと、当事者としてはつらいなと思う部分もあります。

わたしはいま、こうして、インターネットを使って情報発信する仕事をしています。わかりやすさ・目をひくことを目的としたキャッチコピーは、どうしても誤解や語弊を避けられないこともよく理解しています。こうして、”うつは風邪なんて甘いもんじゃない”と意見をするきっかけも、そうしたキャッチコピーがあるからなんですよね。決して、そのキャッチコピーを否定するわけではありません。今日は、だれもが一度は耳にしたことがある、キャッチコピーをきっかけに、わたしの考えをお伝えさせていただきました。

-----------------------------------------
私は、ブログとメルマガを組み合わせて
インターネットに働いてもらっています。

25歳の6月、
この新しい働き方にたまたま出会い、
人生が180度変わりました。

あなたにもひとつの選択肢として
その方法を知ってほしくて
種明かしをしているセミナー動画を
プレゼントしています。

こちらから、お受け取りください♪
↓ ↓ ↓ ↓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です